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細かいことはおいおいと…


人間と他の生物

明確に違うと言うことはない(基準を示せと言われると困る)けれど、 人間が他の生物と決定的に違うところは 他の生物は得すると損するの二択なのに対し、 人間は今は損して将来得する、自分が損しても相手に損害を与えたいなど、他の選択肢をたくさん選べることだと思う。

感情的になると思考する暇がなく他の生物と同じ行動を取る。
一方、自分で懸命に考えた末の行動だと、例え結果が失敗だとしても後悔しにくい。
あとから考えて仕方なかったなと思える。

何気ない行動ひとつひとつひとつについて、 一歩でもいいから立ち止まって 何か考えてから行動したい。

ただし、これが老害化でもあると思う。
思考し行動することが習慣になり、自分の中で常識となってしまう。
その常識と異なった行動を誤っていると勘違いしてしまう。

また、 良いことと悪いこと、 考えれば考えるほどに、 良いことにもデメリット 悪いことにはメリットがあることに気がつく。 良い方にも舵を切れず、かと言って悪い方にも舵を切れない。
自分の行動が思考に束縛される。

これが賢明(≒老害)な大人。

若い頃のように何も考えないからこそ為せたこと、たくさんあるはず。
かと言って一生何も考えないのも考えもの。

まだまだ生きなければいけないのに、目の前の選択肢ひとつ選べない。